儚い命 ひとつしかないものを盾に…


儚い命
ひとつしかないものを盾に
あなたはなにを
守ろうとしている

(祈り、柴咲コウ)

現実でも、映画や小説でも、
命を大切に感じられる瞬間と、
そうでない時がある。

「死」に出会えば、何でも、
命の尊さを重く受け止められるか、
と言えば、そういうわけでもない。

ニュースで報道される
「現実の死」よりも、
小説や映画で「創られた死」の方が、
重く感じたりする。

多分、こういうこと
なんじゃないかと思う。

その命を盾にして、
守っているもの、
あるいは守られていたものが
見えるときには、
重く感じるんだろう、と。

別のもう一つの命を守ろうとして、
命が失われた時、

命をかけてやっていたことが、
道半ばで終わってしまった時、

これから未来を開こうという命が、
閉ざされてしまった時、などなど…。

命一つで守れるものが、実際、
どれくらい大きくなりえるだろうか、
と考えると、答えが出てこない。

守ってはみたものの、
たいしたものじゃなかった、
ということだってありえる。

しかし、それも、
守ってみなければ分からないもの。

この命で守ってみたいもの、
とことん探してみよう。

(参考)
かたちあるもの(柴咲コウ)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002CHU0Y/ekotoba-22

こんないい言葉もあります。

あんたの決心を/変えられないってこと、わかったよ。/もう、あんま・.
http://e-kotoba.net/e-cgi/db.cgi?mode=view&no=6381

人間は、これこそが/自分自身だと思っているものを/守ろうとして壁・.
http://e-kotoba.net/e-cgi/db.cgi?mode=view&no=6256

生命はやるが、金は渡さぬ/(光に向かって100の花束)
http://e-kotoba.net/e-cgi/db.cgi?mode=view&no=1456

いい言葉ねっと
http://www.e-kotoba.net/