…惜しいような気もしたけど…


さっきとても素敵なものを
拾って僕は喜んでいた
ふと気が付いて横に目をやると
誰かがいるのに気付いた

その人はさっき僕が拾った
素敵なものを今の僕以上に
必要としている人だと
言う事が分かった

惜しいような気もしたけど
僕はそれをあげる事にした

きっとまたこの先探していれば
もっと素敵なものが見つかるだろう

(僕が一番欲しかったもの、槇原敬之)

途中で切ってしまいましたが、
これを最後まで読むと、
なんか「悟り」のような感覚に、
至れるように思います。

「きっとまたこの先」と考えて、
何度も分け与えていく、
それを繰り返しているうちに、
なんか、自分の手元に
何も残っていないことに気づく。

そして、ふりかえったら、
自分が分け与えたもので
喜んでいる人々の姿が、
そこにあった。

「それを見た時の気持ちが僕の
 探していたものだとわかった
 今までで一番素敵なものを
 僕はとうとう拾う事が出来た」
で、この歌は終わります。

ああ、人生やビジネスも、
そんなことかもしれない。
そう感じました。

自分の手元に、
いくら残っているかだけを見ていたら、
気づけない大切なことがあって、
喜びも成功も味わえない。

お金も、良いことも、
自分のところだけで
とどめていたら、
廃れていくだけ…

回して、おすそわけして、
そうやっているうちに、
自分が本当の意味で
うまく出来るようになったり、
成長していく。

この感覚を忘れないように、
したいものです。

(参考)
僕が一番欲しかったもの(槇原敬之)
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今日のコラムは「だめ人間」です。

こんないい言葉もあります。

人間にとって決定的な問いは、/自分が何か無限のものと/関係してい・.
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神は人間を除外してはなにもしません。/奇跡をおこなうときには、/・.
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いい言葉ねっと
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