およそ惨めなものは、…


およそ惨めなものは、
将来のことを不安に思って、
不幸にならない前に
不幸になっている心です。

(セネカ)

ただ、
「前向きになれ、前向きになれ」
と騒がれるのは、私も好きでないです。

それは、前向きというより、
プレッシャーに近い場合もあるから。

そして、無理して
前向きにならなくてもいい時も
あるんじゃないかと…

そんな無理より、
起こっている出来事を受け入れて、
見る側面を変えるだけで、
「なんだ、それだけのことか…」
という気分になれたらいい。

大切なのは、自分のアタマが
フル回転できる状況になること。
前向きでなくても、
それは出来ると思う。

逆に、フル回転できなくなるほど、
心に「不幸の前の不幸」を
詰めこみ始めたら、
やっぱり、そちらの方向へ
進んでしまう可能性は高いと思う。

人それぞれ…

不幸を背負うために
生まれてきたように見える人もいるけど、
なかには、そういう不幸を喜んで
背負っている感じの人もいる。
「不幸だ、不幸だ」と騒ぎながらも。

心だけは、自由にしましょう。
そういう能力のある心のようですから…

(参考)
生徒諸君!教師編(庄司陽子)
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今日のコラムは、4月17日に新聞に掲載されたもの、
「とっても遠いのに、目と鼻の先!?」です。

こんないい言葉もあります。

影が見えるということは、/光が射していればこそのことなのだ。/(糸..
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よろこびが集まったよりも/悲しみが集まった方が/しあわせに近いよ・.
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不幸のうちに初めて、/人は、自分が何者であるかを本当に知る/(ツワ..
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いい言葉ねっと
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