将来、とか、ちゃんと、とか、そういう言葉は…


将来、とか、ちゃんと、とか、
そういう言葉は
いつも私たちの心をかげらせる。

(流しのしたの骨、絵國香織)

言葉の重みと、
それを使う人間の重み、
そのバランスが崩れると、
軽くなったり、
飽きさせたりしてしまう。

ちゃんとした言葉ほど、
具体的に使われないと、
そうなる感じ…

「将来のことを考えなさい」
「ちゃんとしなさい」
そう言っている本人が、
その意味を分かって今を生きているのか、
それが見えにくいのであれば、
説得力なんて、あるわけがない。

そんな「言葉だけ」の言葉に、
慣れてしまうと、
今度は「本当の言葉」にも
鈍感になったりする。

これは、かなり危険なこと。

商売にも言える。
「おいしいから、食べてください」
とアピールする店のなかには、
そうでもないものを、
決まり文句のように言っているところも
あるわけで…

そんな世の中では、
それを超える言葉を、
自分たちの中から引き出さないと、
「おいしさ」が伝わらない事態も
出てくる。

名物が「名物」でなくなってくるのは、
そういうことを考えないで、
ものづくりを始める人が
増えるからじゃあないだろうか。

言葉を聞いて、心がかげり、
期待をもてなくなったら、
本当に残念だよなぁ…そう思う。

(参考)
思いわずらうことなく愉しく生きよ(江國香織)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334924352/ekotoba-22

今日のコラムは「素直に生きること」です。

皆さんは、豚の角煮が好きですか?
実は、ひょんなきっかけから、
最近の私のマイブームになっています。
想像するだけで、今でも食べたくなる…笑

実際、世の中も、牛肉、鶏肉と、
いろいろな心配がされているなか、
豚肉に注目が集まっている様子。
そして、豚肉ならではの料理と言えば「角煮」。

以前のコラムでも紹介しましたが、
Shuプロデュースの新サイトが登場。

「角煮で食べる杜仲豚」
http://www.sensyumeat.com/

Yahoo!にも登録されました。
私も作ってみて、一晩寝かせて、
おととい食べました。ん〜、
角煮好きにはたまらん。


いい言葉ねっと
http://www.e-kotoba.net/